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タバコの重さの話をしたら、ニコチンで測っている方が多いです。タールのことはご存知でしょうか?おそらく、「煙の量」と答える方が大半だと思います。ではタールとは何なんでしょうか?
タールとは、タバコの中に入っている物質の1つです。(正確にはニコチン以外の物質のこと)タールには、約2000種類の薬物が入ってます。その中には、有害な物質が、何種類もあります。昔、アメリカでは、タバコの味を滑らかにするため、ネズミを殺す薬物が入っていたこともあります。ですが、ニコチンと違い依存症は、ほとんどありません。ただの、有害な物質の塊です。タバコを吸ったら、ニコチンは頭に行くというイメージでしたら、タールは肺や血液に行くイメージだと思っていただくとわかりやすいと思います。
最近、目にする機会が多くなった、「低ニコチン・低タールのタバコ」。
「あなたは健康の為に、低ニコチン・低タールのタバコに変えましたか?」
それは間違いです。なぜなら、低ニコチン・低タールは、機械で重さを測定しています。実際に軽いタバコを吸ってみると、確かに軽いです。ですが、それは健康を気遣って、とは違います。吸い込む力も、吸う時間も、吸う感覚も、吸う本数も違います。結果的には、お金を使い、健康的な気分になっているだけです。健康に近づきたいのでしたら、本数を減らし、吸う間隔も時間も全く同じなら、以前より健康に近づいたといえるでしょう。実際に測れないのでは、無理な話ですが・・・。