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タバコが初めて日本に入って来て売られたのは、大正年間(1573年〜1592年)の間に、スペイン人が持ち込み、薬として売られていた所から始まります。初めて見たのは、ここから約50年も昔のことです。世界では、マヤ文明にタバコを吸う神が、描かれていました。
タバコが原因の病気が認知されるようになるのは、19世紀後半の「肺がん」からです。このころの肺がんは、一種の職業病として認知されていたため、タバコが原因と解るまで、時間がかかりました。ここからタバコが「悪」とされる認知が始まり、今では分煙などの処置がとられ、副流煙が「極悪」とされています。
おかげさまで、喫煙人口は、年々減り続け、30年で約30パーセントの喫煙人口の減少になりました。ですが、20代女性の減少率が少ないことが注目すべき所です。元々、女性の喫煙率が少ないのですが、「分煙」などの処置に関わらず、減少率は男性の半分以下です。
では世界全体ではどうなのでしょうか?世界では、「タバコの値上げ」が注目されています。日本でも年々値段が高くなってきていますが、世界(アメリカ)では、ビールの値段と、タバコの値段が一緒という話は昔からされてきていました。タバコは、庶民のモノから、お金持ちのモノに変化してきています。
年齢別だと、喫煙が一番多いのは、20代、30代です。年齢が上がるにつれ喫煙は減っていきます。昔はタバコを吸っていたけど、健康・結婚・妊娠などの理由に禁煙される方が多いようです。
タバコの税金はどうでしょうか?「タバコは税金が高い」と昔から言われていました。300円のタバコの税金は、約189円です。半分以上も税金で取られている計算になります。日本で税金の重い順では、上から数えた方が早いです。余談ですが、ガソリン、ビールなどと比べても、タバコの方が、圧倒的に高いですし、今後税金が上がる可能性も、タバコが断トツで高いです。